【体験談】教員からの転職【転職してみてぶっちゃけどう？】

「教員から転職したいけど、身近に相談できる人がいない…」

「実際に転職した人の声を聞きたい！」

こう言った疑問や悩みをもった方に向けて同じ気持ちを抱いていた僕が書いています。

こんにちは、けいです！
この記事を書いている僕は小学校の教員を４年間経験した後、未経験からIT業界に転職しました。
周りになかなか相談しにくい内容であり、一人で考えてしまうこともあるでしょう。
ですので、皆さんの気持ちに寄り添いながらお話できればと思います。

小学校の教員時代

子供が好きだし安定している仕事がしたいという理由で小学校の教員になりました。

教育実習でのお別れの回で心を持っていかれたのも大きかったです。。

教員になってからの教室で子どもたちと過ごす時間は、本当に楽しいものでした。

一方で保護者対応、押し付けられた大量の校務分掌、年功序列というシステムに少しずつ疲弊していく日々。

月の残業が100時間を越えたタイミングで体調を崩しました。

このことがきっかけで、転職を考え始めることになります。

僕の教員生活は子どもたちと過ごす楽しさ1割のために、9割の辛いことを耐えるというものでした。

転職を決意した3つの理由

教員からの転職を決意した理由は3つあります。

順番に見ていきます。

コロナウイルスによる休校期間に自分の人生を見つめ直した

新型コロナウイルスによる2ヶ月の休校期間は自分の人生を考える機会になりました。

その中で僕は、経済的にも精神的にも自立した人生を送りたいと思ったのです。

同時にこのまま教員を続けても、自分の理想の未来を叶えられないことに気づきました。

教員は人間関係や過酷な労働環境の要因から、精神的に安定していないと思ったからです。

今まで自分が言っていた安定とは金銭的な面にしか目を向けられていないことを痛感しました。

また、金銭的に安定しているといっても副業などできず収入を一つの場所に依存しており、自立はできません。

以上のことから、場所にとらわれず自分でお金を稼ぐスキルが身につけば理想に近づけると思い、IT業界への転職を決意しました。

10年後、20年後も教員をし続けるイメージが湧かなかった

10年後、20年後、自分が教員をやり続ける自信がありませんでした。

改善される兆しのない労働環境、年功序列始めとする古い体質が教育業界の当たり前になっていたからです。

歳をとって体力が落ちていく中で、労働環境に耐えられるか不安になりました。

このまま教員を続けて限界だ、となったとき年齢的に転職の道のりはかなり厳しいものになると判断。

挑戦してダメでも教員は常に人手不足なので、「いつでも戻ることができる」とここだけは妙に冷静に考えられました。

教員しか経験がなく教員という選択肢がないのと、教員も民間も経験があり自分で選んで教員をやっているのでは心の持ちようが変わってきます。

僕は、教員をする場合でも民間で働くにしても自分で選択する側にいたいと思い、転職を決めました。

キャリアに魅力を感じない

教員から管理職になるというキャリアに全くの魅力を感じませんでした。

毎日、遅くまで残り土日も出勤して疲れ果てている姿を見ていたからです。

面談の際も「現場にいるうちが華だよ」という何とも意味深な言葉を投げられました。。

自分が進んだ先がこの人たちなのかと思うとお世辞にも魅力的だと思えず転職を決めました。

転職活動中

転職活動は結構きつかったです。

学校に行く前に面接や書類の準備をしてから学校に行き、授業が終わって年休を取り面接を受ける生活が1ヶ月くらい続きました。

書類選考がなかなか通らないことと、土日に平日の分仕事をすることでかなり消耗。

ただ、一つ良かったことを挙げると夏休みから準備をしていたことです。

自分の書類や面接が全くダメだったことを転職エージェントに指摘してもらい、改善を繰り返してきたことで3社の内定を勝ち取ることができました。

最初の頃の内容で、面接に望んでいたと思うとぞッとします。。

自分一人でやるよりも転職経験ある人や転職のプロであるエージェントに相談することをおすすめします。

【教員からの転職】転職エージェントおすすめ３選【実際使ってみて】

転職してからぶっちゃっけどうなの？

転職してから年収は70万円程減りました。

ですが、毎日楽しく働けていて自分の時間が取れているので自分の選択に満足しています。

上司も楽しそうに仕事をしていて、この人たちみたいになりたいと思える環境です。

何よりも月曜日が嫌じゃないことに感動しています！

また結果を出せば給与に反映される世界ですので、長期的に見て給与UPを諦めたわけではありません。

新しい職場に来て思うのですが、教員のときに身につけたマネジメント能力って気づかない間に磨かれています！

面接で話せばよかったと後悔しているので、これから挑戦される方はぜひご活用いただきたいです！

教員からの転職を検討中のあなたへ

教員から転職をするとき、周りから反対されるかもしれません。

「もったいない…」「安定しているのに…」

僕も言われました。

ですが、今もやもやしながら挑戦しないことの方がもったいない。

金銭的な安定にしか目を向けられてなかった。

自分の中で、軸を決めて突き進みました！

教員を続けるにしても、転職をするにしてもこの記事を読んでくれたあなたには後悔しない選択をして欲しいです！！

僕で良ければいつでも相談に乗ります！

Twitterもやってますので、お気軽にご相談ください。

けい＠教師から転職マーケター

この記事を書いた人

けい

小学校教員を4年間経験後、転職してWebマーケターへ。
長時間労働や年功序列など教員の働き方に疑問を抱く。
残業時間が月100時間を超え、体調を崩し転職を決意。
同じように悩む方に向けて「教員からの転職」の情報を発信しています！

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