【教員からの転職】教師におすすめ転職先を徹底解説【スキルを活かそう】

教員からのおすすめ転職先 転職
「教員から転職したいけど、どんな転職先があるのかな…」

「教育関係の仕事しかないの?」

こう言った疑問や悩みをもった方に向けて同じ気持ちを抱いていた僕が書いています。

こんにちは、けいです!
この記事を書いている僕は小学校の教員を4年間経験した後、未経験からIT業界に転職しました。
転職して給与は下がりましたが、自分の時間を大切にして生活できています。
何よりも月曜日が嫌じゃなくなりました!
僕の教員転職活動については以下の記事でまとめていますので、合せてご覧ください!
【体験談】教員からの転職【転職してみてぶっちゃけどう?】
教員・教師を辞めた後って幸せ?【もったいないと後悔はないのか】
本記事を読むと…
教員としての強みがわかる
教員の強みが活かせるおすすめ転職先がわかる【教育関連・教育関連以外】

教員からの転職は難しい

いきなり厳しい話をしますが、教員からの転職は以下の要因で難しいと言われています。

  • 他の職種と比べて、年収が高い
  • ビジネス経験が乏しいと思われる
  • 転職活動の時期が限られる

年収が下がってしまうことへの抵抗感や民間との業務内容のギャップから転職が難しくなっています。

難しいとはいえ、戦う場所を選ぶことで転職することは可能です。

教員からの転職が難しい理由については以下の記事で詳しく解説していますので、合わせてご覧ください。
教員からの転職が難しい理由3つの理由【転職のポイントも解説】

教員からの転職を成功させるためには?【強みを活かせる場所で戦おう】

難しいと言われる教員からの転職を成功させるためには、教師の強みを活かした転職活動が大切です。

教員の強みとして考えられるのは、以下の点だと思っています。

  • コミュニケーション能力
  • マルチタスク能力
  • マネジメント能力

様々な人と関わることで得られるコミュニケーション能力やマネジメント能力が強みに。

もちろん、人によるという部分が大きいのと、どう伝えるかが重要になります。

教員として強みが活かせる転職先をターゲットにすることで、成功に近づくことができるでしょう。

教員の強みの見つけ方と面接での伝え方例は以下の記事でまとめていますので合わせてご覧ください。
転職で活かせる!教員の強み3選【伝え方が重要です】

教員からおすすめの転職先【教育関係】

教育関係における教員からのおすすめの転職先は以下の5つです。

  • 塾や予備校の講師
  • 塾や予備校の塾長、スクールマネージャー
  • 教材制作・教材企画
  • 学校事務・教務事務
  • 児童相談員

教員としてスキル・経験との親和性を基準に選定しました。

あなたの教員として強みを活かせる職を紹介しますので、順番に1つずつみていきましょう。

塾・予備校の講師

学校教員の転職先として最も業務関連性が高いのは、学習塾・予備校の講師です。

児童・生徒に教える仕事という共通点があり、教員の経験やスキルを活かせます。

教員との大きな違いは、明確な目標(合格率、志望校合格者数、定期テストの順位など)を持つことです。

仕事内容ですが、大手の塾などでは、複数の勤務地で授業を受け持つこともあります。年収は250~400万円程度でのスタートが相場。

生徒からの人気が高いほど、目標の数値を達成できるほど会社内でも出世しやすくなるでしょう。

授業は好きだけど、生徒指導が苦手という方におすすめの仕事です。

塾や予備校の塾長、スクールマネージャー

塾や予備校の教室長、スクールマネージャーへ転職し、教室の運営に携わる方も。

教室長やスクールマネージャーは、学習塾(個別指導)の各教室の責任者で、生徒の指導の有無は企業や教室によって異なるようです。

大きな違いは、マネジメントする相手が大人(大学生が中心)になるということ。

主な業務内容としては、以下の4つに大分されます。

  • 講師のマネジメント
  • 教室の売り上げ管理
  • 児童・生徒集客
  • 保護者対応

教室運営に関わる業務全般を行います。

教室の売り上げによって、給与が大きく変わっていくでしょう。

講師への指導をしていくことからマネジメント能力に長けた人におすすめの仕事です。

教材制作・教材企画

教材企画・教材制作は、教員が転職を希望することが多い職種です。

学習指導要領を理解し、生徒と教育現場で接していた経験を活かすことができます。

一方で、人気が高く転職難易度の高い職種ともいえるでしょう。

仕事内容は教科書や教材の出版社、通信教育、塾・予備校、eラーニングなどの会社で教材を企画、作成、編集など。

正社員の場合、年収300~350万円程度からスタートが相場。

現場では、なかなか教材研究など時間が取れなかったけど、自分の強化等の専門性を活かしたい人におすすめの仕事です。

学校事務

小、中、高、大の各教育機関の学校事務も教員からの転職先候補の1つです。

学校の流れを知っている教員としての経験を活かすことができる仕事です。

一方で、基本的にデスクワークになってしまい教室との差に驚くかもしれません。

学校事務の仕事内容は、主に以下の3つに大分されます。

  • 学生の学校生活を送る上での手続き支援
  • 予算や決算といった経理の仕事
  • 入学式・卒業式などの行事の準備

学校を裏から支える存在です。

教師以外で子どもたちの成長に関わりたい人におすすめの仕事です。

児童相談員

発達がゆっくりのお子さんと触れ合いながら共に成長できる児童相談員も教員からのおすすめ転職先です。

クラスの中にいる発達に課題を抱える子どもに対応してきた経験や教員免許を活かせる仕事。

児童相談員と言っても誰にサービス提供するかで大きく2種類に分かれます。

1つは、児童養護施設や放課後デイサービスセンターなどで直接子どもに行う支援のこと。

2つ目は、児童相談所などで家族や学校からの相談に応じ、担任の先生や教育委員会と連携を取り、子供たちの生活の支援を行うこと。

施設によって募集内容は変わりますが、正社員の場合、月収17~23万円程度が相場で、資格手当3,000円程度支給されることもあります。

一人一人の子どもに向き合い、支援していきたいと考える人におすすめの仕事です。

教員からのおすすめ転職先【教育関係以外】

教員からの転職において、教員の経験が活かせるおすすめの転職先は以下の4つです。

  • 営業職
  • ITエンジニア
  • 事務職
  • Webマーケティング

おすすめした5つの仕事に関して以下の観点で選定しました。

  • 教員の強みを活かせるか
  • 将来性があるのか(年収が上がるか、スキルが身につくか)

将来性を視野に入れたのは、あなたに転職後に後悔して欲しくないからです。

教員の仕事から抜け出したいという気持ちと同様にこれからどう生きていくか考えるのも重要になります。

ですので、他のサイトで紹介してあるような入りやすいだけでおすすめの仕事を選んでいません。

転職した後も将来を見据えて新たなキャリアを築けるかを大切にして選定しています。

営業職

教員からのおすすめ転職先1つ目は営業職です。

コミュニケーションスキルを駆使して仕事をするという点で、教員としての人間関係構築スキルが活きます。

物を売るスキルは汎用性がとても高く、1度身に付けることでどの業界でも通用するでしょう。

将来性を考えるのであれば、より高度なスキルが身に付く無形商材(金融、広告、IT、人材など)の営業がおすすめ。

また営業というと、飛び込み営業やテレアポのイメージがありブラックだと思われがちですが、実際は違います。

IT技術を駆使して効率化が図れており、既存客や問い合わせをしてくれた顧客への営業を中心にしているところも。

コミュニケーションが得意で、将来性も大切にしたい人におすすめの転職先です。

ITエンジニア

ITエンジニアも教員からのおすすめ転職先です。

未経験からの採用も行っており、研修も充実しているため向上心の高い教員にとって手に職をつけられる仕事と言えます。

今後、AI化が様々な業界ですすんでいくことにより、まだまだ需要があるでしょう。

ただ向き不向きがあるというのも事実。

僕も当初、ITエンジニアへ転職を目指していましたが独学段階で挫折しました。

未経験採用も行っているとはいえ、まずは独学やスクールでプログラミングを学習して転職するのがいいでしょう。

事務職

事務職も教員からのおすすめ転職先です。

教員として培ったマルチタスクスキルを活かすことができ、就労環境が整っているところも多いので定時で帰れるところも多いでしょう。

しかし、事務職は今後AIに置き換えられる可能性が高く今回紹介する仕事の中では唯一将来性は△です。

また事務職への転職は希望者がかなり多く狭き門になります。

少しでも採用される可能性を上げるためにもOffice系を扱うスキルを高めた方がよいでしょう。

Webマーケティング職

Webマーケティング職は僕が転職した仕事であり、教員からのおすすめ転職先です。

正直、教員からというよりもどうしてもやりたいことがないなら皆さんにおすすめの仕事。

インターネットの広告を例にしても、テレビCMを上回る勢いで伸び続けています。伸びている業界では並のスキルでも成果を出しやすいでしょう。

今後も伸び続ける可能性を秘め、クリエイティブな要素からAIにも置き換えらづらい将来性に溢れた仕事です。

そもそもWebマーケティング職とはインターネット(SNSも含む)をつかって物が売れる仕組みを作ること。
商品の企画、プロモーション(広告やGoogle検索等)やデータの分析まで幅広く行います。

ただWebマーケティング職への転職難易度は高く、いくつか方法があるので紹介します。

  • 独学やスクールで学習してから、転職する
  • 無形商材の営業に転職し、IT知識を身につけてから転職する
  • Webライターに転職し、Webマーケティングの知見を貯めて転職する

詳しくは割愛しますが、僕は独学でSNSを運用し、その経験をもとに転職活動を行いました。

興味がある方はぜひ相談してください。

教員から転職するなら転職エージェントを利用しよう

教員から転職するなら転職エージェントの利用をおすすめします。

僕もそうでしたが、はじめて転職される方は右も左もわからない状況かと思います。

転職エージェントの利用することで、どんな職種があるのか、自分に何が向いているのかなどの転職相談、書類や面接などの転職支援を無料で行ってくれます。

今回紹介した転職先を含め、教員としての労働に対する不満を改善するための転職先をプロの目線で紹介してくれます。

転職エージェントを使うなら、業界トップクラスの求人数を誇るリクルートエージェントがおすすめ。

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実際に僕が使っていた他の転職エージェントも以下の記事で詳しく解説しているので合わせてご覧ください。
【教員からの転職】転職エージェントおすすめ3選【活用法も伝授】

自分が輝ける場所で輝こう

今回は、教員の転職は難しいという話から教員としての強みを活かせるおすすめの転職先について解説してきました。

とはいえ一人一人強みは違うので、あなたが輝ける場所を見つけられることを心から願っています。

あなたにとってベストな選択ができると幸いです。

僕で良ければいつでも相談に乗りますので、一人で悩まないでください。

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けい@教師から転職マーケター

この記事を書いた人

小学校教員を4年間経験後、転職してWebマーケターへ。
長時間労働や年功序列など教員の働き方に疑問を抱く。
残業時間が月100時間を超え、体調を崩し転職を決意。
同じように悩む方に向けて「教員からの転職」の情報を発信しています!

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